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ニールセン、大きなストーリーを生み出す、6つの交響曲。 [2015]

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今年は、グリーグ、ニールセンの師である、デンマークの作曲家、ゲーゼの生誕200年のメモリアル!ということで、メンデルスゾーンと一緒に聴いた前回... メンデルスゾーンの引き立てにより、ライプツィヒで活躍を始めるゲーゼ、そこで多くを吸収し、間もなく、母国、デンマークへ、ドイツ・ロマン主義を持ち帰り、やがて、北欧の音楽を開花させるグリーグ、独特な個性を育んだニールセンら、新たな世代家を育てるわけだけれど、北欧の音楽の瑞々しさが、ゲーゼによって持ち込まれたメンデルスゾーンのセンスを源とすると、何だか腑に落ちるものがある。それでいて、メンデルスゾーンの透明感こそ、北欧の澄んだ空気感に合っている気がして来る。というメンデルスゾーンからゲーゼへ、というラインを意識しながら、ゲーゼ、晩年の教え子、ニールセンを見つめる。
19世紀前半、若々しかったロマン主義から、時代を一気に下り、ロマン主義、最終章、19世紀末、20世紀前半へ... パーヴォ・ヤルヴィが率いたhr交響楽団の演奏による、ニールセンの交響曲全集、3枚組(RCA RED SEAL/88875178802)を聴く。

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キース・ジャレット、20世紀のピアノ協奏曲を弾く。 [2015]

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6月が終わります。そして、2017年も半分が過ぎようとしています。
さて、ECM NEW SERIESを聴いて来た6月ですが、この人を取り上げなくては終われないかなと、キース・ジャレット... ジャズ界におけるピアノの大家にして、ECMの大看板。その人が、ECM NEW SERIESでは、クラシックを弾いてしまうから、凄い。それも、ジャズ・アレンジで... なんて言う、お茶を濁すようなことは、一切無し。バッハからショスタコーヴィチまで、実にフレキシブルにクラシックと向き合っている!いや、改めてその姿を見つめると、唸ってしまう。そう容易いものではないはずだけれど、飄々とジャンルを越えてしまう、キース... 裏を返せば、ジャズだろうが、クラシックだろうが関係無く、ただ単に音楽そのものと向き合っているのだろう。で、この姿勢、ECMの精神、そのもののように感じる。そして、こういうニュートラルさが、クラシックに、音楽に、新しい可能性を拓くように感じる。ECM NEW SERIESを聴いて来て、そんな風に感じる。
ということで、1984年のライヴ、デニス・ラッセル・デイヴィスの指揮、ザールブリュッケン放送交響楽団の伴奏で、バーバーのピアノ協奏曲と、1985年のライヴ、秋山和慶の指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団の伴奏で、バルトークの3番のピアノ協奏曲を収録した、2015年のキース・ジャレット生誕70年を祝う記念盤(ECM NEW SERIES/481 1580)を聴く。

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