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ベルカント・オペラ?リソルジメント・オペラ、ノルマ! [2013]

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日本が地震大国だということは、当然のこととして認識しているわけだけれど、またも大きな地震があると、ちょっと挫けそうになります。それでもね、前に進むしかないわけで、そうして歩んで来た日本であって、2011年からの5年であって、熊本で避難を余儀なくされているみなさん、ささやかながら、ここ東から、一日も早い復旧を、心から願っております。何より、早急に余震が収まりますよう、願っております。さて、何を取り上げようか、迷ってしまう。そもそも、音楽のことなどを書くべきか、考えてしまう。けれど、ここはひとつ、あえて、予定通りに、『アイーダ』に続いての、『ノルマ』... いや、改めて聴いてみると、元気付けられるオペラであって、パワフル!こういう時だからこそ、挫けない音楽が沁みるのかも... そんな、力強いプリマが一本筋を通すオペラ!
バロック・ロックの鬼才、ジョヴァンニ・アントニーニの指揮、チューリッヒ・オペラのピリオド部隊、オーケストラ・ラ・シンティッラの演奏、チェチーリア・バルトリがタイトル・ロールを歌う、刺激的なベッリーニのオペラ『ノルマ』(DECCA/478 3517)を聴く。

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ベートーヴェンという人生の変奏の行き着いた先... [2013]

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ポスト・モーツァルトの時代を、ベートーヴェンの5つのピアノ協奏曲で巡って来て、前回、ロッシーニの登場に注目してみたのだけれど... ナポレオンが去って、ロッシーニがやって来た。スタンダールの言は、まさにだなと感じる。ナポレオン戦争の荒ぶる時代を体現したベートーヴェンに対して、ナポレオン敗退後、ウィーン体制による保守反動の時代を席巻した若き才能、ロッシーニ。18世紀、ナポリ楽派の伝統を踏襲するその音楽は、保守的な時代の気分に応えつつ、若々しい軽快さが、反動による停滞に、爽やかさをもたらしたか... ロッシーニの音楽を改めて見つめると、その時代に、絶妙にフィットしていたことが窺える。一方で、ロッシーニの時代に晩年を迎えたベートーヴェンは、大いに苦しむことになる。が、苦しんで至る境地があって、楽聖なのだなと...
ということで、ベートーヴェンの晩年、まさに苦しんで至った境地を象徴するような音楽、ベートーヴェンのディアベリ変奏曲。アンドラーシュ・シフが、モダンのピアノと、ピリオドのピアノを用いて弾き分ける、大胆な2枚組(ECM NEW SERIES/4810446)を聴く。

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