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都市に捧げられる現代の叙事詩、ゲッベルス、"Surrogate Cities"。 [before 2005]

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ままならない一日、心が波立っていた夜、ふと通り掛かった駐輪場の向こうから、『アニー』の、あの有名なナンバーが聴こえて来る。暗くてよくは見えなかったものの、レッスンの帰りなのか、自転車を準備するお母さんの横で、女の子が、促されて、一節歌っているよう。その歌声は、高音に苦戦、壊れたレコード・プレイヤーのように、同じところを何度かループするのだけれど、思いの外、確かなもの(夜だから声を張るようなことは無いのだけれど... )で、ちょっと聴き入ってしまう。で、トゥモロー、明日は幸せと歌うわけだ。おもしろいなと思う。良かれと思ったことが見事に裏目に出て、倍の嫌な思いをした後で、耳に入って来る、トゥモロー、明日は幸せ... このblogを通じて、音楽と密に付き合って来ると、時折、音楽そのものからメッセージをもらうような瞬間がある。ま、傍から見れば、そんな風にこじつけているだけなのだけれど、こじつけたくなるような魔法を感じてしまうのが音楽かなと... いや、やっぱり6月はメランコリックになりがち... なので、少しピリっとした音楽を聴いてみる。
現代音楽のスペシャリスト、ペーター・ルンデルの指揮、ドイツのユース・オーケストラ、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニーの演奏、ジャズ・ヴォーカル、ジョスリン・B・スミスに、マルチなミュージシャン、デイヴィッド・モスの歌で、作曲家にして演出家、ドイツの鬼才、ハイナー・ゲッベルスの1994年の作品、"Surrogate Cities"(ECM NEW SERIES/465 338-2)を聴く。

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